西国第十七番 補陀洛山 六波羅蜜寺
平成20年8月6日
六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創され、本尊は十一面観世音菩薩です。
お寺へは、は京阪電鉄五条駅から五条坂を北東へ歩いて約5分です。
六波羅蜜とは、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智彗を指します。
「布施」 → 見返りを求めない応分の施し
「持戒」 → 高度な常識といつも戒めの気持ちをもつ
「忍辱」 → いかなる辱めを受けようとも耐え忍ぶ
「精進」 → 不断の努力
「禅定」 → 冷静に第三者の立場で自分自身を見つめる
「智彗」 → 修行により、偏らない中道を歩む
人間は煩悩から開放されたいと願っていますが、凡人にはこの修行はきついですね。