西国第四番 槇尾山 施福寺

平成20年11月5日

施福寺は通称槇尾寺とも言い、滝畑ダムの西側にある槙尾山(600m)の8合目位にあたります。
交通の不便な地にあるため、今回は車で巡礼することにしました。
長命寺の階段ほどではないですが、山門から約1キロ(20分)階段の参道は少し疲れました。
車では、大阪府外環状170号線の大阪府和泉市仏並町槇尾中学校南交差点を南に進みます。
600メートルほど進むと橋があり、渡ったところを左折すると山門前の駐車場まで約15分です。
電車では泉北高速和泉中央駅から南海バスに乗り、槇尾中学校前で槇尾山シャトルバスに乗り換えます。
施福寺は七世紀はじめに舒明天皇の勅願により行満上人が創建され、ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です。
開山当初は全山で800の僧坊を有し、1000人近い僧達がいたという大寺でしたが、
南北朝の戦乱時、織田信長の焼き討ちに会い全山焼失したとのことです。
境内横の茶店からは遠くに金剛・葛城の山並みが見渡せました。
帰路は、菊花展が開催されている国華園や千早赤坂の棚田、弘川寺等に寄り道して来ました。

駐車場からの登り道

来た道です。

施福寺山門

ここから階段の参道が続きます。

振り返り山門を眺めました。

参道途中で大阪湾が遠望できました。

最後の階段です。

施福寺本堂

茶店(左側から金剛山が遠望できます)

茶店から眺めた葛城・金剛山